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執筆者の写真お寺暮らしのひろか

四房


大相撲の土俵の上、吊り屋根の四隅には青(緑)・赤・白・黒の房が飾られています。これは、四神信仰を基に神獣や四季・方角などを表しているそうです。

そういえば、本堂の大間に五色の幕が張ってありますが、これも四神信仰や五行思想を取り入れ、

青(緑)・・強く生き抜く、禅定

黄・・・ゆるぎない性質、金剛

赤・・・慈悲の心、精進

白・・・苦しみを清める、清浄

黒(紫)・・耐えて怒らぬ、忍辱

を表しているそうです。

一見全く関係のない相撲と仏道、共通点があったなんで面白いですね!

二七年 玄月 正壽寺 宏香

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