お寺暮らしのひろか2021年4月30日読了時間: 1分香仏教の儀礼には「線香」「焼」「塗香」「蜜湯」・・・と香りが重要な役割を担っています。 神道では一切を禊ぐ「無香」、キリスト教の「乳香」や、中東の「バフール(練香)」など、祈りの場に香りには欠かせないようです。 プライベートで薫くと、外出自粛中の気分転換にもぴったりですよ。...
お寺暮らしのひろか2021年3月31日読了時間: 1分甘露お釈迦さまがお産まれになった時、龍が天を舞い甘露の雨が降り注いだそうです。 仏教で甘露というものは、古代インド神話にある神の水「アムリタ」のことで、これは不死をもたらす神秘の水なのだそう。 「不死」とは死なぬことではなく、生死の恐れを越えた悟りのことを表しています。...
お寺暮らしのひろか2021年2月28日読了時間: 1分びんずる尊者お釈迦さまのお弟子さん十六羅漢の第一の阿羅漢で、神通力のある仏さまとみなさんから親しまれていますね。 とても力強くお説法をされたことから獅子吼第一といわれるようになったそうです。 お気づきになる方は少ないのですが、実は正壽寺の本堂でもお祀りしています。...
お寺暮らしのひろか2021年1月31日読了時間: 1分有頂天天部の神々のいる天上界の中でも最も真理に近いところを有頂天という それは無我の境地のことで、厳しいヨガ行の末に辿り着けるとされています。 しかしそこへ私たち凡夫が普通の生活の中で辿り着けるように教えを説かれたのがお釈迦さまなのです。...
お寺暮らしのひろか2020年12月30日読了時間: 1分虚空蔵菩薩入れ物に何もないことを空虚、何もない大きな空間を虚空と呼びます。 虚空には宝の蔵があり、これを守流のが知恵と慈悲の菩薩、虚空蔵菩薩なのだそう。 世間と私を区切れば空虚、一部なら虚空。 自由にしなやかに本年も健やかにお過ごしください...
お寺暮らしのひろか2020年11月30日読了時間: 1分招杜羅(しょうとら)薬師如来を守る12の天部の神のひとり招杜羅大将は、大日如来の化身で丑の守護神将と 伝えられています。 丑といえば、十二支の丑年、午前2時頃の丑の刻、北北東の丑の方角などなど・・・ この漢字は新生児が握りしめた手の形を表した象形文字で、何かを「掴んで始まる」という意味もあるそ...